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診療報酬ファクタリングの審査とは?知っておきたいポイントまとめ

医療機関の資金調達!診療報酬ファクタリングの審査と取引の流れ

医療機関の資金調達方法として非常に利便性の高い診療報酬ファクタリング。

近年申込者数は急増しており毎年20%以上利用率が伸びています

ファクタリングは国の制度融資や銀行融資と違い審査が非常に簡単なことが大きな特徴です。

しかし診療報酬ファクタリングを利用したいと思ったとき、診療報酬ファクタリングの審査の仕組みや申込み流れ、必要な書類についても気になると思います。

今回は、診療報酬ファクタリングの審査や申込みについて詳しく説明していきます

まだ診療報酬ファクタリングをご存じない方はこちらの記事を参照してください。

診療報酬ファクタリングの審査が可能な利用条件とは?

診療報酬ファクタリングを利用しようと思ったとき

  • 診療報酬ファクタリングに利用出来る債権
  • 利用出来る機関

が気になりませんか?

そこで診療報酬ファクタリングが利用できる前提条件を紹介していきます。

診療報酬ファクタリングが利用出来る債権

診療報酬ファクタリングが利用出来る債権は、診療報酬債権、歯科報酬債権、調剤報酬債権、介護報酬債権です。

要は医療関係の債権は利用できます。

診療報酬ファクタリングを利用できる機関

診療報酬ファクタリングを利用出来る機関は、病院やクリニック、歯科医院、調剤薬局、介護施設です。

ここまで簡単に診療報酬ファクタリングが利用出来る債権や機関についてまとめました。

何を当たり前のことを…と思われるかもしれませんが対象にならなければ診療報酬ファクタリングは利用出来ません。

では診療報酬ファクタリングが利用出来ることが分かったので次に申込みの手順について説明していきます。

申込から契約まで。債権譲渡の流れを紹介

前の章では、診療報酬ファクタリングが利用出来る債権や機関についてまとめました。

この章では具体的な申込みの流れについて説明していきます。

申込み

診療報酬ファクタリングを利用しようと思ったとき最初に行うことは申込み・相談です。

インターネットなどで利用するファクタリング会社にあたりをつけてメールや電話で申込みの相談をしましょう。

この時重要なのが手数料や掛目、必要書類などについて気になる点はしっかり遠慮することなく確認しましょう。

書類提出

ファクタリング会社と相談し納得いけば、次は書類の提出が必要です。

必要な書類について、まとめていきます。

<診療報酬債権ファクタリング>
・履歴事項全部証明書
・診療報酬請求書 過去3ヶ月分
・診療報酬の支払決定額通知書 過去3ヵ月分
・診療報酬の支払が確認できる通帳コピー 過去3ヵ月分
・医療機関コードの記載がある許認可証のコピー

<歯科報酬債権ファクタリング>
・履歴事項全部証明書
・診療報酬請求書 過去3ヶ月分
・診療報酬の支払決定額通知書 過去3ヵ月分
・診療報酬の支払が確認できる通帳コピー 過去3ヵ月分
・医療機関コードの記載がある許認可証のコピー

<調剤報酬債権ファクタリング>
・履歴事項全部証明書
・診療報酬請求書 過去3ヶ月分
・診療報酬の支払決定額通知書 過去3ヵ月分
・診療報酬の支払が確認できる通帳コピー 過去3ヵ月分
・医療機関コードの記載がある許認可証のコピー

<介護報酬債権ファクタリング>
・履歴事項全部証明書
・診療報酬請求書 過去3ヶ月分
・診療報酬の支払決定額通知書 過去3ヵ月分
・診療報酬の支払が確認できる通帳コピー 過去3ヵ月分
・医療機関コードの記載がある許認可証のコピー
・介護指定通知書

審査

必要書類を提出して審査が行われます。

医療ファクタリングの場合、大体2~3日で審査は終了することが多いようです。

内容確認と契約

審査が完了すると、契約内容を確認して契約という流れになります。

この時契約の内容については当たりまえですがしっかり確認しましょう。

契約後に内容に不満があっても内容を変えることは非常に難しいです。

入金

資金が入金されてファクタリングの契約は完了になります。

一般の銀行融資とは非常にスピーディに入金までされるのが大きな特徴になります。

ファクタリングの一連の流れについて説明しました。

ファクタリングの申込みの流れで大きなポイントになるのが、審査です。

次の章ではファクタリングの審査や業者選びのポイントについて説明します。

査定落ちを避ける。手数料や会社選びの要注意ポイント

前の章では、診療報酬ファクタリングの申込みの流れについて説明していきました。

診療報酬ファクタリングの審査は普通のファクタリングに比べると、圧倒的に通りやすいですが注意すべきポイントもあります。

またファクタリング業者の中には悪徳業者あるので注意が必要です。

この章では、診療報酬ファクタリングの審査のポイントや業者のポイントについて説明してきます。

税金の滞納がないこと

診療報酬ファクタリングの審査の大きな注意点は、ずばり税金の滞納がないことです。

社会保険料や税金の滞納が続くと診療報酬債権は、差し押さえの対象になります。

少しくらいの税金の滞納であれば取り扱ってくれるファクタリング会社もあるかもしれませんが滞納の金額が大きくなると、診療報酬ファクタリングの利用は難しくなります。

特に税金の滞納金額が1,000万円を超えてくると所管が地域の税務署から国税庁に代わってくるので差し押さえは更に厳しくなります。

審査の緩い診療報酬ファクタリングですが、税金の滞納があると利用はかなり難しくなります。

業界で実績があるファクタリング会社を選ぶ

ファクタリングを取り扱っている業者はたくさんありますが、中には悪徳業者もあります。

ファクタリング業者のなかで悪徳業者がいる理由は、ファクタリングは貸金ではないので利息制限法の適用を受けることがありません。

お金を貸すときは上限の利息が決まっているのでそれ以上の利息を取ってしまうと違法になってしまいます。

消費者金融の過払い金のようになってしまうのです。

闇金などで法外な利息を取っていた業者にとってファクタリングは手数料の上限がないので非常においしいビジネスになるのです。

このような事情からファクタリング業者の中には悪徳業者もいるのです。

悪徳業者に引っかからないようにするには単純な方法ですが、業界で実績のある業者を選ぶこと。

実績のある業者はインターネットで検索するとすぐに分かるのでしっかり情報収集をしましょう。

「安すぎる」もしくは「高すぎる」手数料は怪しい

ファクタリングの業者を選定する際に非常に重要なのが、手数料です。

やはり手数料は安ければ安いほどありがたいですし魅力的ですよね。

しかし手数料の相場から見てあまりにも安すぎる手数料は怪しいです。

見た目を良くして申込みをさせ後から法外な手数料を取る可能性が高いでしょう。

あまりにも安い手数料は非常に怪しいです。

もちろん高すぎる手数料は論外なので手数料の金額にはよく注意をすることが必要です
手数料についてはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてください。

まとめ

今回はファクタリングの審査の流れを紹介していきました。

診療報酬ファクタリングの会社を探すときには悪徳業者だけには留意して選びたいですね。

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